「バターサンドと言えば北海道」というイメージがありませんか?様々な都道府県の洋菓子店で、店舗独自のバタークリーム、サンドする焼き菓子の違いがあります。通販では多種多様なバターサンドを取り扱っており、お取り寄せできます。
濃厚バタークリーム&クッキーの魅力!バターサンドとは
バターサンドとは、ミルキーなバターに砂糖や卵黄を加えて作るバタークリームを焼き菓子でサンドしたスイーツです。日本で有名なバターサンドと言えば、やはり北海道の六花亭や鎌倉小川軒が思い浮かぶでしょうか。しかし、他の店舗でも味わいに工夫を凝らしたバターサンドを作り出していて、お店によってクリームの種類、焼き菓子の違いがあるのです。
「バタークリーム」と言えばレーズンサンド?
バターサンドの特徴が出るのは、なんと言ってもバタークリームの違いです。スタンダードなバターサンドのバタークリームと言えば、うす黄色のバタークリームの中に甘酸っぱいレーズンが練り混ぜられているタイプです。しかし、見た目には同じレーズンとバタークリームのサンドであっても、レーズンの味わいの違いや、バタークリームにホワイトチョコレートなどを混ぜることで、よりコクと甘みを深めているバターサンドもあります。
いちごや抹茶、ピスタチオのバタークリームも!
さらに、この「レーズン」の括りから外れたバターサンドも、数多く作り出されています。旬の果物であるイチゴやレモン、スイカを合わせた色とりどりのフルーツ系バターサンド、乳製品と意外に相性の良い抹茶や紅茶で色味や風味付けをしたバターサンド、ヘーゼルナッツやピスタチオといったナッツ類を加えることで香ばしさとクリーミーさを増強したバターサンドもあります。中には、乳製品であるバタークリームに、さらに牛乳を煮詰めて作るキャラメルを加えて、異なるダブルのミルキーさを味わえるバターサンドもあります。こうしたクリームをたっぷり味わえるようにサンドするのか、食べやすさ重視で焼き菓子とのマリアージュを重視するのか、ここでも各店の違いが顕著です。
クッキーやサブレ、ダックワーズ!サンドする焼き菓子の違い
忘れてはならないのが、サンドする焼き菓子の違いです。製法から「焼き菓子」とひと括りになっていても、クッキーやサブレ、ビスケットやダックワーズで、それぞれ明確に固さや口当たりが異なっています。狭義の上で、ビスケットとクッキーの違いは糖分・脂肪分の違いにあります。糖分・脂肪分が40%未満のものがビスケット、40%以上のものがクッキーです。砂糖や脂肪分の多さからクッキーの方がほろほろ、サクサクとした柔らかな口当たりをしています。そして、そのクッキーよりもさらに多くのバター・食用油脂を使うのがサブレ、メレンゲ(卵白)を混ぜてよりシャクシャクとした軽い食感に焼き上げるのがダックワーズです。しっかりと焼き菓子のザクザク感を味わうのが好きなのか、ほろほろとしたくちどけが好きなのか、自分用にしろ、ギフトにしろ、見逃せない着眼点です。
通販やお取り寄せでも人気のバターサンド、でも日持ちは?
クリームを使っているとは言え、生クリームを用いた生菓子と比べて日持ちする洋菓子であることから、バターサンドは通販やお取り寄せでも人気があります。店舗や商品によって異なりますが、お取り寄せ・通販でのバターサンドの賞味期限は7日〜10日が一般的です。市販品では40日ほど持つバターサンドが多いので、その感覚でお土産にしてしまわないように、購入時には賞味期限の確認を必ず行いましょう。バターサンドは、直接本人に送るのでなければ、届いてすぐに届けに行けられる方向けのギフトです。
DELISH MALLで通販中のおすすめバターサンド紹介!
チーズケーキ専門店が作るクリームチーズ系バターサンド、カルピスバター×7種の素材で作るバターサンドなど、様々なバターサンドを取り扱う洋菓子店の通販が出店されています。通販サイトの「バターサンド」タグから見られる商品一覧ページの画像では、各店舗のバターサンドの個性が一目瞭然です。中でもサイト内からのお取り寄せ人気が高い、ベストセラーのおすすめバターサンドは次のようになっています。
RUNNY CHEESE(ラニーチーズ)チーズケーキ専門店のレーズンバターチーズサンド
福井県のRUNNY CHEESEが作るレーズンサンドは、店舗名の通り「チーズケーキ屋専門」らしさのあるバターチーズクリームを塩サブレにサンドしています。分厚いサンドながら、クリームはホワイトチョコでコーティングされており、甘さと噛んだ瞬間の柔らかさ、食べやすさを重視しています。バターチーズクリームはレーズンだけでなく、ピスタチオやレモンキャラメリゼ、紫芋といったフレーバーも人気があります。
KAKA cheesecakestore(カカチーズケーキストア)のモンブランチーズバターサンド
福岡県のKAKA cheesecakestoreでは、和栗ペーストを組み合わせたモンブラン風のチーズバターサンドを作っています。和栗はクリームに混ぜたペーストだけでなく、和栗の甘露煮そのものがゴロゴロとサンドされており、ラム酒の効いたクリームと相性が抜群です。KAKA cheesecakestoreでは、この和栗のように「素材そのもの」を活かしたバターサンドが多く、ピスタチオや抹茶×黒豆のサンドも、粒のゴロゴロ感を味わえる逸品です。
p.s_butter sand store(ピーエスバターサンドストア)の1 week box
石川県のバターサンド専門店、p.s_butter sand storeが作る7種類の彩りフレーバーが1箱に収められているのが、この1 week boxです。バターの中でも希少価値の高いカルピスバターを使用した軽やかな口当たりのクリームと、「チョコレート×オレンジピール」「パイナップルコンポート×クリームチーズ」「ミックスベリー×ラズベリークリーム」など、サンド1種類につき素材1個に留まらない、数々の組み合わせが作り出す鮮やかなバターサンドが詰められたボックスです。
Minifilm(ミニフィルム)のレーズンバターサンド
神奈川県の焼き菓子店、Minifilmのレーズンバターサンドの特徴は「レーズン」にあります。しっかりとした果肉感のあるモハべレーズン、爽やかな酸味のサンマスカットレーズンの2種類をラム酒に漬け込み、2種類のレーズンが織りなす食感と味わいの違いが楽しめる大人のレーズンサンドです。同店では他にも、香ばしくほろ苦い、キャラメリゼしたヘーゼルナッツ×キャラメルのプラリネバターサンドも作っており、こちらも人気があります。
生スイートポテト専門店 OIMOのバタークリームサンド
東京都の生スイートポテト専門店OIMOは、サツマイモ入りのホイップバタークリームサンドを作っています。ホイップされた丸クリームの列を上下で挟むのは、香ばしく焼き上げられたサクサクの248層パイ生地という、一般的なバターサンドのイメージの枠から大きく飛び出たバタークリームサンドです。元々バターと相性が良いサツマイモ入りのクリームと、キャラメリゼされたサクサクのパイ生地、そしてスイートポテトペーストが間違いない組み合わせで、おすすめです。