スペインのバスク地方のバルで生まれたバスクチーズケーキは、日本での出店以来、その独特なほろ苦さと酸味・甘さのマリアージュで一躍人気となりました。バスクチーズケーキの魅力に迫り、通販でお取り寄せできるおすすめ商品も紹介します。
ほろ苦さ+濃厚しっとり!大人気のバスクチーズケーキをご紹介
バスクチーズケーキは、スペインの「バスク地方」のラビーニャというバルが発祥のベイクドチーズケーキです。通常のベイクドチーズの工程よりも高温、かつ短時間の加熱で作られるので、表面がほろ苦いカラメルのような色合いに焦げ、中はやや半熟気味になっています。発祥地がスペインのバスク地方にある1店のバルということもあり、日本ではマイナーで、知る人ぞ知るチーズケーキでした。しかし、2018年に日本初、ラビーニャ本店レシピによるバスクチーズケーキ専門店「GAZTA」の出店をきっかけに流行が始まり、2020年には数々のコンビニスイーツとしても個性的なバスクチーズケーキが販売されるようになりました。
決め手は「ほろ苦さ」!バスクチーズケーキの魅力
ベーシックなベイクドチーズケーキに対して、バスクチーズケーキの魅力と言えば、店舗によっては真っ黒にもなっている、天辺の焦げ部分です。プリンケーキのようにも見えるこの焦げの表面層は、断面にしてみればほんの1〜2mm程度です。この薄い層による濃いめのほろ苦さが、濃厚でしっとり、ふわふわに焼き上げられた内側のくちどけと合わさって、極上の組み合わせとなっているのです。
バル発祥ならでは!バスクチーズケーキの楽しみ方
スペインの「バル」は、綴りではBar(バー)と書きます。しかし、日本や英語圏で一般的なバーのようにしっとりとお酒を楽しむのではなく、スペインにおいてはより身近で立ち寄りやすい、賑やかに料理をつまんでお酒を楽しむ「居酒屋・軽食店」に近しい意味を持つ場所です。そんなバルで生まれたバスクチーズケーキは、お酒と一緒に食べることで、おつまみとしてのポテンシャルも発揮します。中でもチーズをおつまみとする赤ワインとの相性が抜群で、お取り寄せのバスクチーズケーキの中には「黒胡椒をかけてワインと一緒に」をおすすめしている所もあるほどです。
バスクチーズケーキは通販向き?
洋菓子、特にケーキ類は「生菓子」というイメージが強く、洋菓子店で直接買うときの消費期限は当日中となっているものが多くあります。しかし、チーズケーキ、特にベイクドチーズケーキは「冷凍してもほとんど風味に変化がない」という定評があるケーキ類です。冷凍ベイクドチーズケーキは、配送中の衝撃で型崩れする可能性も低くなります。特に、ベイクドチーズケーキではあるものの、柔らかに焼き上げられているバスクドチーズケーキにとっては、通販・お取り寄せする上では最適な保存方法なのです。
冷凍チーズケーキの注意点
冷凍チーズケーキを食べる際には、食べる分だけを切り分けて冷蔵庫に入れ、数時間かけて解凍する「低温解凍」が推奨されます。早く食べたいからと言って常温におくとか、ましてレンジでチンしてしまうと、美味しさが損なわれてしまう可能性が大変高くなります。また、一度封を切った冷凍チーズケーキは、消費期限内であっても、出し入れによる結露で水分が包装に付着し、霜が張ってきてしまいます。冷凍焼けによって味が落ちてしまう前に、なるべく早めに食べ切ってしまいましょう。
DELISH MALLで人気!おすすめお取り寄せバスクチーズケーキ!
DELISH MALLに出店しているチーズケーキ専門店や洋菓子店でも、バスクチーズケーキを販売している店舗は沢山あります。検索欄で「バスクチーズケーキ」で探すとバスクチーズケーキのみが絞り込めますが、DELISH MALLでのベストセラー順で探すには「チーズ」もしくは「ケーキ」リンクから探すのがおすすめです。バスクチーズケーキは特徴的な外見をしているので、一覧にでてくる画像からも探しやすくなっています。
はれもけもの倉敷チーズケーキ隊バスクチーズケーキ
岡山県の倉敷にある「はれもけも」のバスクチーズケーキは、チーズを愛する店長の「世界中のチーズから厳選した最高においしいチーズケーキ」という、チーズへの並々ならぬこだわりを持って作られています。フランス産とオーストラリア産、2種のクリームチーズが作り出す、濃厚な味わいはもちろん、まるでツートンカラーのようにしっかりとした黒と薄黄のコントラストが見栄えします。湯煎焼きの仕上がりは、半冷凍ではまるでアイスのような、より解凍してから食べるととろけるような食感が味わえます。
和の茶 緑祇園のお茶屋さんのバスクチーズケーキ
熊本県の日本茶カフェ・和の茶 緑祇園では、お取り寄せ人気が高すぎるあまり、予約困難な事態まで起きた「究極のバスクチーズケーキ」を作っています。まるでプリンと見紛う黄色と焦げ茶のベーシックなバスクチーズケーキも人気ですが、他にもお茶屋さんならではの宇治抹茶入りのバスクチーズケーキも販売しています。宇治抹茶バスクチーズケーキの中は綺麗な抹茶色で、焦げ部分はより深みのある黒になり、チーズの濃厚さを抹茶のサッパリとした後味と香りで引き立てます。
RUNNYCHEESEチーズケーキ専門店のバスクチーズケーキ
福井県のRUNNYCHEESEでは、大人から子供まで誰からも愛されるバスクチーズケーキを仕立てつつ、スペイン・バルで味わうような「お酒のためのバスクチーズケーキ」の食べ方も紹介しています。しっかり真っ黒に焦がした表面の内側は、チーズの濃厚さを思わせる濃いめの黄色になっていて、このまま食べれば子供も美味しく食べられます。しかし、塩や黒胡椒をかけて食べれば、塩味や辛味がアクセントとなり、白ワインやウィスキーにも合う「大人の味」になるのです。
軽井沢トルタのバスク風チーズケーキ
長野県・軽井沢トルタのバスク風チーズケーキは、食感のなめらかさと甘みあるコクが強い信州産クリームチーズと爽やかな酸味とコクがあるニュージーランド産クリームチーズ、さらにそこへ濃厚な北海道産生クリームをバランスよく加えて「ベイクドチーズ+レアチーズ」な仕上がりをしているのです。試行錯誤を繰り返した焼き加減は、表面はしっかり焦げ目が入りつつ、中はレアチーズケーキ感もある独特の食感になっています。そんなこだわりある素材や味わいでありながら、直径12cmの1ホールが1,000円という驚きの価格なので、「ちょっとした自分へのご褒美」には嬉しい価格帯です。